令和3年度~令和4年度事業活動指針
福島県神道青年会は、戦後の混乱収まらぬ昭和二十二年に結成された「かやの実会」を前身に、国土の復興と神道の興隆を目的とし、昭和二十四年に発会された。
新型コロナウイルス感染症の依然として終息を見通せない現況下、多くの活動が中止、自粛を余儀なくされる中ではあるが、我々青年神職としての本分は変わらず、今を生きる神職として何ができるかを考えなければならない。多くの先人の意思を再確認し、伝統の継承と己の研鑽に励みながら、本会の発展、斯界の繁栄に寄与すべく努める。また、会員相互の交流と親睦を持ち、会員一同が常に資質向上に努め、諸問題や情報を共有しながら事業を展開する。
本年、未曾有の大災害なる東日本大震災から十年の歳月が経過した。未だに復興の見えない地域がある中で、必要とされる支援の形は変化しつつあるが、真の意味での故郷の恢復や心の安寧を迎えるよう、支援活動並びに内外への情報発信を継続していく。
令和4年度 各部事業活動方針・主な事業内容

研修部
会則第一章、第三条に則り「会員相互の親睦・青年神職としての切磋琢磨を図る」べく、研修会及び勉強会を開催し、会員の資質の涵養を目指す。
研修会開催にあたっては、自己啓発に資する趣旨とその効果を重んじ、主管地区及び担当支部と協議立案し運営する。
又、会員が意見や情報を交換しあえる場として、実務に関する勉強会や、様々な分野における知識、能力、技術を学び資質の向上を図る勉強会を適宜開催する。
- ・青年神職研修会の開催
- ・六県協禊錬成会の開催
- ・会員の為の勉強会の開催

広報部
広報部の目的は、活動を記録し、その様子を内外に迅速に発信する事である。内部関係者向けの活動報告に留まらず、対外的に当会の活動を広報する事を以って、関係諸団体との連携強化を図る。殊に、支援活動や復興状況を発信し、東日本大震災の風化を抑止し、更なる復興の気運を喚起する。
対外的な事業として、県民生活の安寧を祈る交通安全祈願祭を斎行すると共に、現代の交通問題を地域社会と共有し、解決の一翼を担うべく交通遺児奨学募金活動を展開する。
更に、諸活動の記録収集・資料のデジタル化や整理・保存体制を整え、情報の共有と発信に努める。
- ・会報『かやの実』の発行
- ・ホームページの運営管理
- ・福島県交通安全祈願祭の斎行と交通遺児奨学募金活動
- ・セーフティチャレンジ推奨参加
- ・事業活動及び東日本大震災活動記録の収集と保存
- ・情報発信ツールの改善

事業部
事業部の目的は、「皇室写真集」を中心とした事業品を県内外に広く頒布する事で、皇室尊崇の念を涵養し、我が国の伝統的美風の恢復を果たすと共に、当会の活動財源の確立を成すことである。
また、神道興隆の一助となるべく新たなる事業頒布品を企画、頒布の実現を目指す。
神宮新穀感謝祭の奉賛活動を始めとした神宮崇敬活動を年間通じて実施し、神宮の真姿顕現への啓蒙に尽力する。
更に、会員相互の親睦を深める事業の企画運営、他県神青との交流会の受け入れを行う。
- ・事業頒布品の管理と頒布
- ・皇室尊崇・神宮崇敬活動の推進
- ・厄年早見表作成
- ・神宮新穀感謝祭への奉賛
- ・新規事業頒布品の作成
- ・親睦事業の企画運営・受け入れ
組織図

